受
領りょう |
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宣せん
旨じ |
勅令を述べ伝えること。詔勅に対して手続きが簡単で、うちわのもの。 |
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添そい
臥ぶ し |
東宮、親王などの元服の夜、添い寝する女性。公家の娘などが選ばれ、正妻格となる。 |
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宣せん
命みょう |
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初そ
夜や の 勤ごん
行ぎょう |
夜を初夜・中夜・後夜と分け、その初夜に行う仏道の修行。午後八時頃。 |
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空
ぎょう 薫だき
物もの |
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太たい
液えき の 池 の 芙
蓉はちす や 未び
央おう 宮きゅう
の 柳 |
「長恨歌」
の一節、 「太液ノ芙蓉未央ノ柳 芙蓉ハ面かお
ノ如ク柳ハ眉ノ如シ」 による。太液池は、漢の武帝が造った池。未央宮は、漢の高祖の時代、蕭何しょうか
が造った宮殿。 |
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大だい
弐に の 乳
母めのと |
源氏の乳母で、大宰大弐を夫にもつ人の呼称。大弐は大宰府の次官であるが、長官が赴任せず、大弐が実務を執る場合があった。 |
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高たか
砂さご の 千 古 の 松 |
「いかでなほ
ありと知らせじ 高砂の 松の思はむ こともはづかし」 ( 『 古今六帖 』 ・ 「名を惜しむ」 ) による。 |
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滝たき
口ぐち の 武 士 |
蔵人所に所属し、宮中の警備に当った武士。清涼殿の東北にある御溝水みかわみず
の落ち口、滝口の近くに詰め所があったことに由来する・ |
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龍たつ
田た 姫ひめ
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龍田山に住むとされる秋の女神。龍田山が奈良の西方にあり、西が五行説ごぎょうせつで秋にあたることに由来する。紅葉の名所であることから、染色の神とも。
対して東方の佐保山は、春の女神 「佐保姫さほひめ
」 とされた。 |
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棚たな
機ばた 姫ひめ
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織女星。相愛の織女と牽牛とは、仕事を怠けた罰に仲を裂かれ、七月七日の夜だけ天の川を渡って逢うことが許された、との伝説がある。平安時代には、裁縫の神とされた。 |
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陀だ
羅ら 尼に
経 |
仏菩薩が説いた呪文で、梵語の一音一音に災いを除く力があるとされ、原語のままで唱えた。真言ともいう。 |
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中ちゆう
有う |
死後四十九日の間、現世から来世に行くまで、霊魂がさ迷っている所。 |
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