金
剛ごう 子じ
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菩提樹科の喬木、欒樹もくげんじ
の実で、その核にには堅くてきれいな紋があり、数珠玉に用いられる。 |
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紺こん
瑠る 璃り
の 壺 |
紺碧こんぺき
の瑠璃 (七宝の一つ) でできた壺 |
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催さい
馬ば 楽ら
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古代歌謡。もとは民謡だったが、平安時代に雅楽に取り入れられた。笏
拍子しゃくびょうし 、和琴わごん
、琵琶びわ 、筝そう
の琴、笛、笙しょう 、篳篥ひちりき
などの伴奏で舞はない。宮廷や貴族の宴席・寺院の法会などで謡われた。 |
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<咲 き
し よ り> |
「塵ちり
をだに 据ゑじとぞ思ふ 咲きしより 妹とわが寝る 常夏の花」 ( 『 古今集』 巻三・夏・凡河内躬恒 ) |
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三さん
史し 、 五ご
経きょう |
三史は中国の三つの重要な史書。一般に、
『史記』 『漢書』 『後漢書』 、五経は儒教で尊重する五つの経書。 『詩経』 『書経』 『易経』 『春秋』 『礼記』 をいう。大学の勉強科目であった。 |
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三さん
昧まい 堂どう
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法華経を一心に唱え、妄念を離れる行法である三昧の修行をする堂。 |
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三どう
位み の 中ちゅう
将じょう |
近衛の中将で、特に三位を授けられた者。中将は通常従四位下相当。 |
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紫し
苑おん 色いろ
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襲かさね
の色目の一種で、衣の表と裏の色の配合をあらわす。表が蘇芳すおう
または紫、裏が萌黄もえぎ または青。秋に着用。 |
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式もえぎ
部ぶ 卿きょう
の 宮みや |
式部省
(宮中の儀式・人事などをつかさどる役所) の長官である親王 |
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柴しば
垣かき |
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褶しびら
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女性が袴の上から腰にまとった簡略な裳。上裳ともいう。下級の女房が主人の前に出る時に用いたという。 |
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持じ
仏ぶつ |
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受じゅ
戒かい |
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入じゅ
内だい |
皇后・中宮・女御などになる人が、正式の儀式を経て内裏に入ること。 |
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随
身 |
勅命によって賜わった貴人の外出の時に警護をする近衛府の官人 |
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宿すく
曜よう 道どう
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星の運行によって、人の運勢、吉凶を占う術。二十八宿にじゅいうはちしゅく・九曜星くようせい
によって判断する。 |
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朱す
雀ざく 院いん
に 行 幸 |
朱雀院への桐壺帝の行幸。朱雀院は、天皇の譲位後の住まい
(後院ごいん ) 。 |
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生
絹すずし の 単ひと
衣え |
生絹は、生糸を練って柔らかくしないまま、織った布。薄くて軽く、張りがある。主に夏用。単衣は、裏地のない装束の一番下に着るもの。 |
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