文
章じょう の 生しょう
|
大学寮で、文章道
(詩文・紀伝) を学ぶ生徒のうち、式部省に行う試験に合格した者。 |
|
文もん
章じょう 博はか
士せ |
大学寮の文章道
(詩文・紀伝) を教える人。従五位下相当 |
|
山山
吹ぶき 襲がさね
|
襲がさね
の色目の一種。表が薄朽葉色、裏が黄色の配合。 |
|
靫 負ゆげい
の 命みょう 婦ぶ
|
命婦の名の一つ。ここでは靫負を夫か父兄に持つ命婦
(中級の男女) の呼び名。靫負とは、靫ゆぎ
(矢を入れる道具) を背に負って、宮城門を守衛した衛門府の武官のこと。 |
|
<夢ゆめ
に だ に 見 え ず ・ ・ ・ ・> |
「恋こい
しきを 何につけてか 慰なぐさ
めむ 夢だにみえず 寝ね る夜なければ」
( 『拾遺集』 巻十二・恋二・源順 ) |
|
揚よう
名めい の 介すけ
|
|
<世
の 中 に ・ ・ ・ ・> |
「世の中に
さらぬ別れの なくもがな 千代もとなげく 人の子のため」 ( 『古今集』 巻十七・雑上・在原業平) |
|
律りち
|
音楽の調子。短調的な旋律で和様とされる。中国伝来の長調的な旋律は呂りよ
という。 |
|
禄ろく
|
|
六ろく
位い の 蔵くろ
人うど |
六位で蔵人所の職員。蔵人は通常五位相当の官であるが、特に六位で昇殿を許された者。 |
|
六ろく
道どう
|
生前の行為の報いによって、死後に行くという六種の迷いの世界。地獄、餓鬼、畜生、阿修羅、人間、天上のこと。 |
|
<我わ
が
二ふた
つ の 途 ・ ・ ・ ・> |
中国、唐の白楽天の詩文集
『白氏文集』 の巻二、秦中吟しんちゅうぎん 「議婚」 の一節、「主人良媒ヲ会ス 置酒シテ玉壺ニ満ツ 四座且しばら
ク飲ムコト勿レ 我ガ両ふたつ
ノ途ヲ歌フヲ聴ケ」 による。 |
|
瘧わらわ
病やみ
|
今のマラリアに似た、発熱する病気。周期的に発作が起こる。 |
|